top of page
検索
  • 執筆者の写真: info
    info
  • 6月7日
  • 読了時間: 5分

心配いただくことがたまにあり、何も書かないのもなー、と思ったのでこちらで。


ニイサン、実名で顔出しし、いわゆる政治的なことや社会正義にまつわるツイート(ポスト)をSNSで表明したり、フェミニズムにまつわるエッセイも連載しているタイプの、まあ、ミュージシャンなのだけど、少しずつ知ってくださる方も10年ほど前に比べたら増えました。中には音楽をやってることを知らなくて、ライターだと勘違いしている方もちらほら居らっしゃったり……。


音楽以外の活動始めたきっかけは自分の音楽を宣伝するためでした。派手な経歴も卓越した技術もないし、スペシャルなルックスの持ち主でもなく、オシャレでもない一塊のオタクのやれることは、まあ書き物とかトークとかしかなかったのでね。ただライブハウスで演奏して地道にリリースしてるだけじゃ限界があると考えていました。余計なストレスをかけたら本末転倒だし、炎上商法なんかもってのほかですし。目的はもっと広く自分の音楽を聴いていただくことでした。いまでもそうだよ。聴いてもらいたいもんシンプルに。知られんことには始まらん(でもバズったから宣伝!とか美学が上回っていまいち出来ない。腰抜けか〜い!!!)。とかやってたら、なんか書き物がちょっと仕事になったり、それでもプロのライターとか司会業とかではありませんから、あくまでもインディ・ミュージシャン、パンク精神を持つ者としての立場で、今でもやっています。それが人によっては"なんか上手くやってる人"に見えるということなんでしょう、いわゆるディス入ってるコメントなどが放流されることが稀にあり、私はあまりエゴサも熱心でないからなのか、大抵は友人から教えて貰って知る、的な感じでして。


今のところ、ほったらかしにしています。ただしDMやメールで他人の目には触れない形で長文(であることが多い)で届いたものは、ネガティブな内容であっても自分なりに、ではありますが、考えたり反省したりしながら、丁寧にお返ししてきたつもりです。お返事した以降、相手さまから何か返信が来たことはございませんので、どのように伝わったのかはわかりません。そういった方々はその後も引き続きSNSなどで話題にしていることもあるようですが、納得がいかなかった、ということなのでしょう。もしくは迷惑メールにいってるのかも。ならば仕方がないです、こちらが何かできることはない、と判断しております。今まで一度もどこかにいわゆる"所属"したことはなく(驚くべきことにそう見えていたりもするそうですね。まあ事務所とレーベルとマネージメント会社の区別つーか、は、ようわからんですよね、とにかく、ないですよ一度も!笑)、てめぇでテメェの管理はしておりますんで、こんな対処しか出来ません。


何年も前ですが、最初にこういったツイート(当時)を見たときはびっくりしたけれど、それは文面、文体からして"これはシラフではなかろう"と、誰がみても(多分)わかるタイプなもので、そういうのを注意喚起しても火に油だと思ったんで無視しました。そしたらすぐ消えたんよね。なんで、今も基本的に同じようにしています。それしかないな、と思う。誰、とか具体的に特定もできなかったですね、殆ど出来ないですよ。SNSでコメントを返すのも、友人知人以外では、対面したことがある方、少なくとも私のことをミュージシャンだとわかっている方で、必要と感じれば返信しております。なんかすいませんね、お察し下さいませ。こんなちんちくりんでもあるんだから、芸能人とか売れてるアーティストとか、むぁじで大変でしょうね!いくら守られてても厳しいと思うわ、このご時世は。


"音楽活動"以外のことをしたおかげで、音楽だけ淡々とやってたよりは衆耳は集められたと思います、結果論ですけど。それやらなかったらもっと……、とかもまたわからないですが笑。"やらなければもっと/云わなければもっと"ってアドバイスをいただいたりする、なんかすいません。あ、書いたり話したりすることも別のテーマだったら良かったのかもしれないよね?!なんか日常ホッコリ系のこととか……犬とか猫とかみたいな……??……うーん。素養ないんで無理だね完。んで、政治、思想、社会についてなんやかんや言うのはボビー・ギレスピーを尊敬しているから。高校生のころからこうで、日常的にも全然、話題にしてきた。ボビー先生も白い目で見られてたんですよ、それこそ余計なこと言ってるって(でも今、現在、どーすか、世界的なこの状況。言い続けてきたボビー先生の丹田えらいこっちゃやで)。"正しさ"が煙たがられてることもわかってる、これはもっと小さい頃から感じてる。だから現在こんな国になってしまったことも全然意外じゃない。いきなり話がデカくなった、と思うかもわかりませんが、私の中では繋がっている。頭悪いからスローだけど学びつづけてる。一体、この空気、流れはなんなんだ??と、ずっと考えながら、癒しとか現実逃避とか自己表現以外のゾーンでも、文化芸術には当たってきたもんで。そしてなんとか創作しながら健やかに生き延びられたので。


私は世間の目、とかご近所さんの目、みたいなものの解像度?体感度?が低い。そういったものの存在を認知したときは動揺したかもだけど、自分にとっては本当にはどうでもいいからイマイチ低いままなんだと思う、多分。なんつーから自分が"意識"でしか存在していないような感覚のほうが断然強い。肉がなくて目しかない、つーかな。だからか、私のことをSNSで悪く書いたとする、その人個人の心を考えたりはしても、それを見た不特定多数が自分をどう思うか、には関心がないようなんです。


まあ、それがアダとなるかもしれないから。今んとこ私はこう。というわけで、書き留めておきますね。

 
 

最新記事

すべて表示
2025.01

★深く敬愛するPRIMAL SCREAMのBobby Gillespie氏にインタビューしました。最新アルバム『Come ahead』に寄せて。ぜひお読みください。 https://ave-cornerprinting.com/primal-scream-01032024/...

 
 
bottom of page